【6/29更新】トルコリラのスワップが一番高いおすすめのFX会社!
※本記事には広告・プロモーションが含まれてます。

どうも、ラフランスです。
僕は、数多のトルコリラ戦士たちを絶望と死に追いやってきた"トルコリラ円"に人生を捧げ、本当に勝てるのかを実験している変態野郎です。
そして将来的に、スワップ階級の頂点「伝説の勇者ロト(スワップ年収1億)」を夢見る大バカ野郎でもあります。
⇒【ドラクエ版】トルコリラスワップ階級表
とまあこんな感じで、変態で頭がヤバ目な人間なんですけど、2021年11月にトルコリラ投資を始めてから早3年経ちました。
下がり続けるトルコリラを眺めては、リーマン時代に必死に集めた虎の子を解き放ち、ひたすら買い続ける日々...。その結果、今では867万通貨になりました(2025年6月29日時点)。
おかげで含み損はヒドいもんです。でも僕は、スワップポイントで投資元本を回収することだけを考えているので、あんまり気にしてません。

まあ気分的に良くはないんですけどねえ。
その甲斐もあって、僕の税引き後の元本回収率は、5月末時点で46.9%になりました。
で、この元本回収をいかに早められるかどうかは、スワップポイントの多さにかかっています。今一番高くて、今後も高い状態が続くであろうFX会社でトルコリラを買わないとアカンってことですね。
ということで、この記事では、1円でも多いFX会社を常に探し、毎月金額を記録している僕がデータから選んだスワップポイントの高いFX会社を紹介していきます。
もちろん、僕はここで紹介している全FX会社でトルコリラを保有してます。

ラフランスは、勧めるだけで自分は持っておらんやん。
なんてこたあ、ありません。

下落に耐え忍び、ひたすら元本回収に徹し、共に勝ちましょう!
まずは、以下のグラフを見てください。
これは、2020年~2024年までのスワップポイント合計額を主要FX各社でグラフ化したものです。(スワップ額が少ないFX会社は除外してます。)
多分、

ほぉん、IG証券がトップか。トルコリラを買うならココやな。
と思うはず。でもですねー、それは2024年7月くらいまでの話なんですよ。
2024年8月くらいから絶不調になり、今じゃ下から数えた方が早いっていうね...。
そんなIG証券で、2025年1月まで466万通貨を持ってた僕から言わせると、

悪いことは言わん、IGはやめておけ...。
ですよ。もうね、スワップが少なすぎて、約610万の含み損を確定して他社に引っ越しました。
色々調べてみると、IG証券のスワップポイントが激減してる理由はちゃんとあるんですけど、別にそんな理由なんてどうだっていいんです。
いくら過去のスワップポイントが高くったって、今が高くなけりゃ意味がないですからねえ。
ちなみに今後、IG証券のスワップポイントが高くなる可能性は、だい~ぶ低いです。ここら辺のところは、「2024年8月から各社でスワップポイントの状況が一変した理由」で語ってますので、良かったらどうぞ。
じゃあ今現在、スワップポイントが高いFX会社はどこなのか?早速紹介したいと思います。
スワップポイントが高額なおすすめFX会社4選
2024年1月からのスワップポイント(過去1年分)を各社調査した結果、高水準のFX会社は、サクソバンク証券、GMOクリック証券、LIGHT FX(LIGHTペア銘柄)の3社でした。
なんで、みんなのFX(LIGHTペア)が"???"にしているのかというと、2025年4月から取り扱いが開始されて、過去のスワップポイント履歴がないからです。でも、今一番アツいFX会社なので、ブチ込みました。
【2025年月別】各社別スワップポイント推移
肝心な2025年のスワップポイント推移はこんな状況になってます↓
このグラフ見て、あなたはどこがいいと思いますか?

おーし!今スワップが一番多い「みんなのFX」で早速買ったるでー!
と思うかもしれないし、

いや、でも高額なのは今だけかも。実際減ってきてるし。今後も減る可能性もあるよな。となると、安定的に高いスワップポイントが貰えるGMOクリック証券がベストかな。
と思うかもしれないんですよ。
でもですねー、僕は"みんなのFX"の方が良いと思うんですよ。何でかって言うと、みんなのFXの運営会社であるトレイダーズ証券の決算説明書(2025年3月期)によると、

みんなのFX "LIGHTペア"はさらなる業界最高のスワップを提供します!
と書いてありますんで、たとえ今後スワップポイントが減ってきたとしても、GMOクリック証券より多く貰えると考えられるからですね。
それに両社とも建玉(ロット)制限は、100万通貨までになってますし、みんなのFXは、"スワップの受け取りボタン"をポチらない限り、その年の確定申告は不要になる最高のメリットがありますからねえ(GMOクリック証券のスワップポイントはその年の課税対象)。
ということで、今後も最高額のスワップポイントが続くであろう"みんなのFXのLIGHTペア"が一番です。

人に勧めるんやったら、ラフランスも当然持っておるんやろな?
ってツッコまれそうなので、先にお伝えしときます。

このラフランスも、100万通貨しっかり握りしめてますぜ。
・・・・・・・・。うーん、なんか、もうこれだけで紹介は十分な気がしてきました。まあそれだとアレなので、各FX会社の特徴をこの後に紹介したいと思います。

まだまだじっくり検討したいぜー!
と思う場合は、読んでみてください。
みんなのFX(LIGHTペア)【最高額のスワップポイントを貰いたいならココ!】
- 他社よりも高額な1日50円~41円のスワップポイントが貰える(6月22日時点)
- スワップ振替(獲得)しなければ、毎年の確定申告は不要
- 確定申告せずに、得たスワップポイントでトルコリラを追加で買える(再投資可能)
- レバレッジが25倍まで使える
- 100万通貨までしか持てない
もう、だいぶ説明してしまったので、繰り返しになりますけど、みんなのFXの「トルコリラ円 LIGHT」は2025年4月9日から取り扱いが始まりました。
なので、他社と完全比較できたのは今のところ5月のみです。それだとあまりにも情報が少なすぎるので、一応4月の分も載せてます。
取り扱い開始当初は、1日55円という超高額なスワップポイントでスタートし、ガクッガクッと減り今では1日41円になりました。それでも、GMOクリック証券が1日40円ほどなので、まだすこーし高い状態です。
もちろん、今後さらに減る可能性はあるんですけど、「業界最高のスワップを提供します。」なんて決算説明書に書いてある以上、最低でもGMOクリック証券よりも1円~2円は高くしてくる可能性が非常に高いですね。
つまり、トルコの金利や日本の金利が今のままなら、1日41円~42円の状態が続くと予想してます。
そして嬉しいことに、みんなのFXでは、"スワップ受け取りボタン"を押さない限り、その年の確定申告は不要になります。

毎年の確定申告ってクソ面倒くさいですからねえ。
もしあなたが通帳の残高を見てニンマリ笑うタイプなら、もってこーい!のFX会社です。
しかも、獲得したスワップポイントは全額再投資に使えるので、複利でバシバシ増やせますからね。
まあその分、100万通貨の建玉制限がありますけど...。それでも、これから始めるには十分な量だと思います。
最後に、気を付けて欲しいのが、みんなのFXの通貨ペアには、「TRY JPY」と「TRYJPY LIGHT」があり、スワップポイントが高いのは、「TRYJPY LIGHT」です。買うときには十分注意してください。
GMOクリック証券【最高水準のスワップポイントが欲しい人向け】
- スワップポイントがトップ水準(39円~42円/日【2025年5月実績】)
- 6月も高水準のスワップポイントが貰えてる(平均40円/日【6月22日時点】)
- レバレッジが25倍まで使える
- 毎年確定申告が必要
- 100万通貨しか持てない
GMOクリック証券は国内のFX会社で、今までは目立たなかったんですけど、2024年7月にトルコの格付けが上昇したのを機に、8月からスワップポイントが増え始めました。
今は、GMOクリック証券に対抗するために生まれたであろう、みんなのFX(LIGHTペア)に負けてる状況なんですけど、それでもトップ水準のスワップポイントが貰えてる状況です。
ちなみに、「みんなのFX」とか「LIGHT FX」は、土日分や祝日分をまとめてもらえる○倍デーの日に減額してくる傾向にあるんですけど、GMOクリック証券は、そういうセコいことをあまりやってこないFX会社です。
それゆえに、スワップポイントに安定感がありますし、○倍デーに減額されたときのガッカリ感が無いので、僕は結構好きですね。なので、170万円を口座にぶち込んで、建玉上限の100万通貨買って大事に持ってます。
んで、GMOクリック証券で得たスワップポイントはその年の課税対象なので、全額引き出して税金分は別口座に保管。
残りは、欲しいものリストから子ども食堂に物資を送ったり、募金箱にお金を入れたり、親や友人にご飯をご馳走したり、自分の好きなように使うようにしてます。

うわっ、ラフランスのヤツ、うざいな~。寄付とか偽善者やん。
って思いました?
僕が偽善者になったキッカケが、この動画なんですよ(スマホの場合は、5分26秒からのシーンを見てください)↓
毎回見るたびに、涙腺が崩壊してポロポロ涙がこぼれるんですけど、

こういう心の綺麗な人間になりたいわー。
と思うわけですよ。
まあ何が言いたいかって言うと、あれだけ欲の皮が突っ張った僕が「人に分けよう」って気持ちになってきたので、あなたがこの動画を見て心にジーンと来るものがあったのなら、いずれ僕と同じ気持ちになると思うってことです。
なので、

キィーッ!!!!ラフランスの野郎。なんかムカつくぜー。
なんて思わずに、

おーし!おれも人に分けられるぐらいスワップを稼ぐでー!
と思ってもらえると、このラフランス、嬉しく思います。
LIGHT FX(LIGHTペア銘柄)【確定申告メンドクサイ人向け】
- 2024年7月からスワップポイントが増額傾向で、現在も高水準を維持している(1日平均39.5円【2025年5月実績】)
- スワップ振替(獲得)しなければ、毎年の確定申告は不要
- 確定申告せずに、得たスワップポイントでトルコリラを追加で買える(再投資可能)
- レバレッジが25倍まで使える
- 保有量は700万通貨までの上限がある
LIGHT FXもGMOクリック証券と同様、国内のFX会社です。2024年7月からスワップポイントが増額傾向になり、1日平均39円以上の高水準状態が続いてます(2025年5月実績)。
みんなのFXと運営会社が同じ「トレイダーズ証券」なので、前出の決算説明書通り、LIGHT FXも業界最高のスワップポイントを付与するらしいです。
まあ実際は、GMOクリック証券の方が高くて、2024年とかは結構な差を付けられていたんですけどね。でも、2025年になってからは、1日1円とか2円くらいの差になる日が多くなってきました。
なので、今後もGMOクリック証券レベルとまではいかないですけど、それに近いスワップポイントは出してくると予測してます。
おそらく今後は、全FX会社中、1位はみんなのFX(LIGHTペア)、2位はGMOクリック証券、そして3位はLIGHT FX(LIGHTペア)になっていくんじゃないかなと。
あと、GMOクリック証券は100万通貨しか持てないのに対し、LIGHT FX(LIGHTペア)では700万通貨まで持てますからね。
さらに、みんなのFX同様、スワップの受け取りボタンをポチらなければ、確定申告不要なところが凄くイイんですよ。
もちろん、確定申告しなくても受け取り前のスワップポイントでトルコリラを追加で買うことができるようになってます(LIGHTFXに確認済み)。
LIGHT FXに確認した時のカスタマーサービスからの回答(クリックで展開)
受取り前のスワップポイントは、すでに建玉可能額に反映されております。
そのため、スワップの受取り操作をすることなく、新たにポジションを建てることが可能でございます。
ただ、LIGHT FX(LIGHTペア)もスワップポイントが高水準ではあるんですけど、過去のスワップポイントを振り返ると、将来的にみんなのFX(LIGHTペア)やGMOクリック証券を追い抜くとは考えにくいんですよね。
なので、まずは"みんなのFX(LIGHTペア)"で100万通貨カンスト、次に"GMOクリック証券"で100万通貨カンスト、その後にLIGHT FX(LIGHTペア)で700万通貨まで買っていくのが良い戦略だと思います。
まあもし、複数のFX会社に分けて、レバレッジの管理とかをするのがダルい場合は、LIGHT FX(LIGHTペア)一本でOKです。
今ならスワップ増額キャンペーンが行われているので、たとえば、1日38円の日だったら、20%増額された1日45円(小数点以下切り捨て)が貰えます(6月末まで)。

エントリーするだけで増額されるので、忘れずにやって貰えるものは貰っときましょー。
もちろん、僕もエントリーしましたぜ。
あっそれと、みんなのFX同様に気を付けて欲しいのが、LIGHT FXの通貨ペアには、「TRY JPY」と「TRYJPY LIGHT」があり、スワップポイントが高いのは、「TRYJPY LIGHT」です。買うときには十分ご注意くださいませ。
サクソバンク証券【今はやめておいた方がいい】
- 2024年のスワップポイント合計額がFX全社の中でトップ
- 建玉制限が超緩い(約380億円分<2億5000万ドル相当>までのトルコリラが買える)
- 含み損があると、公式のスワップポイントカレンダーに表記されている金額から手数料が引かれて自分の口座に付与される(30万通貨保有&含み損100万以上で2.2円~2.8円ほど引かれる)
- 毎年確定申告が必要
- 最大レバレッジが4倍までのため、多くの証拠金が必要
サクソバンク証券は外資系のFX会社で、2024年は安定的に高額なスワップポイントが貰えていたんですよ。でもね、2025年はグラフの通り、他社を大きく突き放すようなスワップポイントは出せてないんですよねえ。
この原因としては、2024年8月からスワップポイントの状況が一変した理由のところでも書いたんですけど、トルコリラの買いポジションが急増してるからです。
最悪なことに、サクソバンク証券で、含み損がある場合、サクソバンク証券のスワップポイントカレンダーに記載されている金額から手数料(資金調達コスト)が引かれて、自分の口座に付与されるシステムになっているんですよ(逆に含み益がある場合、余分にスワップポイントが貰えるとのこと)。
今現在、僕は30万通貨保有&100万以上の含み損を抱えているんですけど、手数料を計算したら1日2.2円~2.8円ほど引かれてます。
そんなこともあって、今はサクソバンク証券で買うべきときじゃないですね。

そんなんやったら、紹介すんなや!
って怒られそうですけど、「2024年はトップだったよ」とグラフで名前を出しちゃってるので、「今はこんな状態です。」っていうのを、一応紹介したほうがいいかなと思ったわけです。
今後、買いポジションが激減するようであれば、スワップポイントが高くなる可能性は十分あるので、それまでは、みんなのFX(LIGHTペア銘柄)やGMOクリック証券、LIGHT FX(LIGHTペア銘柄)で買うことをおススメします。
2024年8月からスワップポイントの状況が一変した理由(ラフランスの私見)
結論から言うと、2024年7月に格付け会社のムーディーズがトルコの格付けを約8年ぶりに格上げしたことで、トルコリラに注目が集まり、買う人が増えたからと考えられるからです。

あくまでラフランスの私見ですよ。
今まで長期間、各社のスワップポイントを見てきた僕が思うに、買う人が増えると、国内FX会社(GMOクリック証券など)のスワップポイントは増額、外資系FX会社(特にIG証券)は減額される傾向があるんです。
なぜ、こんな傾向があるのか?
その理由を理解するためには、最初にスワップポイントの決まり方を知っておく必要があります。

ちょっとここからは、説明が長くなるので、お勉強したい人以外はスルーでOKです。
一般的に、スワップポイントは国同士の金利差で決まると言われているんです。が…、トルコリラホルダーの僕からすると、どうもそれだけではない気がして色々調べてみました。
すると、どうやら金利差を元に決定される短期市場金利ってやつで日々のスワップポイントが決まることが判明したんですよ。
で、短期市場金利ってやつは、毎日変化するらしいんです。
トルコリラのスワップポイントの増減を肌で感じてきた僕から言わせると、トルコリラを買う人が増えると、短期市場金利は下がり(スワップポイントが減る)、売り圧力が高くなると、短期市場金利が上がる(スワップポイントが増える)傾向があるんです。
もしかすると、

はっ?買う人が増えるんなら、金利も上昇するやろ?
欲しい人が増えると、値段が高くなる理論と同じやないん?
と思うかもしれませんね。
でも違うんです。イメージとしては、"100万円の山分けキャンペーン"みたいな感じですね。
たとえば、このキャンペーンに2人しか参加していなければ、1人50万円もらえるわけですけど、もし100人参加していたら1人1万円しか貰えなくなるわけです。
こんな感じで、トルコリラを買う人が増えると山分けの元になる金利が下がり、1人あたりの貰い(スワップポイント)が少なくなるイメージを持ってもらえれば分かりやすいかなと思います。
じゃあ、トルコリラを買う人がどのくらい増えているのか?と思って、トルコリラの買いポジションのデータを引っ張ってきました。
くりっく365為替売買動向よりラフランスが作成
3月は、3/19のトルコリラ暴落で損切やら強制ロスカットで、買いポジションが大幅に減り、4月も若干少なくなってますけど、それでも2022年1月に比べたら約2.7倍も増えてますからねえ。しかも、これって、くりっく365だけの買いポジションですからね。多分、他社を含めたら2.7倍どころの話じゃないでしょう。
ここで、勘の良いあなたなら、こんな疑問が湧くと思います。

ん?買う人が増えて短期市場金利が下がってるなら、国内のFX会社とか外資系のFX会社関係なく、スワップポイントが少なくなるんじゃ?
その通りです。短期市場金利は金融機関しか知りえない情報なので、憶測でしかないんですが、国内のFX会社だろうが、外資系のFX会社だろうが、短期市場金利は同じはずです。
それなのになぜ、トルコリラを買う人が増えると、国内FX会社のスワップポイントは高くなり、外資系FX会社のスワップポイントは低くなる傾向があるのか?
特にこの傾向が強い、高額スワップポイント連発のGMOクリック証券(国内FX会社)と、スワップポイント激減中のIG証券(外資系FX会社)を例に解説していきます。
まずスワップポイントが激減しているIG証券は、他社がどんなスワップポイントを出していようが、短期市場金利に基づいてスワップポイントを出す傾向があります。
間違ってもIG証券では、

うーん。他社のスワップポイントが高いから、うちも高くしないとマズいよなー。
なんてことは、一切考えないFX会社なんです。

他所は他所、うちはうち、的な考えですね。
その証拠に、トルコリラを買う人が増えている現在、昔よりもスワップポイントが激減していますし(1日平均32円【5月】)、逆にトルコリラの売り圧力が凄まじかった2023年5月には、他社を圧倒するほどの高額なスワップポイントが付与されてましたからね。
※LIGHT FX(LIGHTペア銘柄)は2023年6月から取り扱い開始なので0円になってます。
なぜこんなことになったかというと、2023年5月には、トルコの大統領選があったんです。今までトルコの経済を悪化させてきたエルドアン大統領が再選するか、落選するかでトルコの未来が変わる!とトルコ国民が思っていたことでしょう。
もちろん、僕たちスワップ投資家も

頼むから大統領変わってくれ!!
と願ってたはずです。
が…、その期待虚しく、エルドアン大統領は再選。結果、失望からトルコリラの売り圧力が強くなり、短期市場金利が暴騰。IG証券から貰えるスワップポイントが高額になった。っていう流れです。

まあ、このときの短期市場金利のデータが公表されてないので、本当に暴騰したかはわからないですけど、IG証券が意味もなくこのスワップポイントを出すとは思えないですからねえ。
んで、直近では、3月19日に起きたトルコリラの暴落。なんと!IG証券は3月21日、93円という超高額なスワップポイントを付与する事態に。他社は平常運転でした↓
本日のトルコリラ円のスワップポイントです。
— トルコリラと共に (@fj976756) March 21, 2025
加算日: 2025年3月21日(金)
★IG証券、どんなスワップですか!🥹 pic.twitter.com/HmDJNr7H3q
おそらく、暴落によってロスカットを喰らった人たちのリラ売りが加速して、短期市場金利が大きく上昇したためでしょう。
調べたら、やっぱり短期市場金利が上昇してましたね。これが原因で、IG証券やサクソバンク証券などの外資系FX会社のスワップポイントが上昇したようです。
出典:ブルームバーグ
このように、IG証券のような外資系FX会社の場合は、トルコリラを買う人が多くなるとスワップポイントが減り、売る人が多くなるとスワップポイントが増える傾向にあるということです(ラフランスの持論です。そしてなぜ外資系のサクソバンク証券は買う人が多くなっている今でもスワップポイントが高いのかについては後述)。
一方で、トルコリラを買う人が増えている現在でも、国内FX会社のGMOクリック証券は、なぜ高額なスワップポイントをバンバン出せるのか?
これについて、僕はGMOクリック証券にスワップが高くなっている理由を尋ねてみたことがあるんです。

2024年9月24日に公開された記事で、「トルコの中央銀行が流動性を変化させたことで、オフショア市場の金利が低下傾向にある」という情報がありました。
普通ならば、金利低下に伴って日々のスワップポイントは少なくなるはずですが、GMOさんは毎日高額なスワップポイントを付与されていて非常に魅力的です。
調べてみると8月あたりから急激にスワップポイントが増えている印象ですが、何か特別な理由があるのでしょうか?
で、返ってきた回答がこちら↓
▼当社からの回答
お問い合わせいただきありがとうございます。当社FXネオ取引におけるスワップポイントにつきましては、短期金融市場の金利を参照し、ロールオーバー時にカバー先金融機関が提示したスワップレート等を基に当社が算出しております。
また、スワップポイントはロールオーバー時のカバー先金融機関の提示レートをメインに当社計算により決定しております。
なお、誠に恐れ入りますがスワップポイント算出の具体的な計算式については開示しておりませんのでご了承ください。
ちょっとわかりにくいんですけど、要するに短期市場金利に基づいたスワップポイントレートを複数あるカバー先金融機関の中から良いレートを選んで、そこに自分たちの利益を確保して僕たち投資家に渡してるってことです。
図で表すとこんな感じですね↓
おそらく、国内FX会社と外資系FX会社の短期市場金利は同じなので、カバー先金融機関から提示されるスワップポイントもだいたい同じはずなんですよ。
そうだとするなら、トルコリラを買う人が増えている今は、本来ならIG証券レベルの少ないスワップポイントしか出せないはずなんです。
でもGMOクリック証券は、高額なスワップポイントを出しているわけです。これはおそらく、赤字覚悟で出している可能性が高いです。イメージとしてはこんな感じ↓
赤字が続くとヤバいイメージがあるんですけど、GMOクリック証券の親会社の決算書(p.3)を見る限り、FX事業では2024年は263億(2023年は298億)の収益があるっぽいので、全然問題ないですね。

スワップポイントの赤字なんて痛くもかゆくもないでしょう。
スワップポイント強化の施策が奏功したのか、取引者数が増加、結果的にシェアも上昇傾向にあるみたいなので、調子が良さそうですからねえ。
気になるのは、いつまで高額なスワップポイントが続くのか?ということ。

どうせ投資するなら、ずっと高い状態が続いた方がいいですからね。
僕が思うに、トルコの格付けが下がり、トルコリラの売り圧力が大きくならない限り、IG証券などの外資系証券よりもGMOクリック証券などの国内FX会社が優位の状況は今後も続くと考えてます。

ん?国内FX会社のスワップポイントが高くなってる理由は分かったけど、なんで外資系FX会社のサクソバンク証券は高いまま?
IG証券と一緒でスワップポイントが少なくなるはずでは?
と最後の疑問が湧いたかもしれません。
これは、おそらくサクソバンク証券もGMOクリック証券同様、赤字分は広告費と割り切ってる可能性が高いですね。
IG証券と違って、サクソバンク証券は「他社がこれだけ出してるんなら、うちもこれぐらいは出しとかないとなー」というスタンスな気がします。
スワップポイント投資のリスクについて
ここまで読んでみて、今あなたが、

うぉー!おれも早くスワップ投資始めてラフランスを超えるぜー!
なんてモチベが上がってるとしたら、まずはちょっと落ち着いてください。
いくら毎日お金が入ってくるといっても、強制ロスカットにより投資した資金、得たスワップポイントをすべて失う可能性だってあるんです。そこで、ラフランスからのお願いです。
ハイレバレッジで取引するのはマジでやめてください。たとえば、GMOクリック証券で100万通貨を38万円の資金で買っちゃうとかですね(1トルコリラ3.8円で100万通貨買う場合、レバレッジは10倍になります)。
仮に1日40円のスワップポイントが1か月続けば、12万円になりますし、その状態が続くと"約4か月"で元本を回収できるわけです。
が…、トルコリラは時に暴落する通貨です。5円台を付けてからナイアガラの滝になった2024年7月からの暴落(約0.8円の下落)で、多くの人たちが退場していったのを覚えてます。
拝啓 皆さん
— ちいだ@金のなる木を育成中💰🌴 (@0_to_billion) August 28, 2024
🇹🇷トルコリラが大暴れしてくれたらしく、ロスカットされました😇
初かな😔
やっぱり資金管理って大事なのね😅
とりあえず今年の利益圧縮したから税金は減る…😓 pic.twitter.com/WUfi4T4n1f
トルコリラの謎下げでロスカされました
— ハチワレFX (@Gasui_San) August 28, 2024
イライラが止まらない
んで、2025年3月19日の暴落(たった1日で約0.6円の下落)では、Xのトレンドに載るほど、数多のトルコリラ戦士たちがバタバタと倒れていきました。
めずらしく「ロスカット」がトレンド入りしてたのでみてきたら内容9割がたトルコリラで草なのだ pic.twitter.com/iYSLDjXRPu
— ??ウヰスキーうえのもん??(?????)??うえーい(上ヰ)なのだ!?? (@UwisukiiUeno) March 19, 2025
トルコリラ ロスカット!
— 近藤 利一 (@Toshikazu_Kondo) March 20, 2025
完全に油断してました🥲
FXを開いたら‥
あれ? ポジションがない⁉️
FXの3ヶ月分の利益が吹っ飛びました。#トルコリラ円 #トルコリラ #暴落 pic.twitter.com/nF7B6fDybJ
トルコリラ物語📖
— カス@FXで勝てる日まで (@ka_su_jigoku) March 20, 2025
昨日ロスカットされ、資金が3分の1以下になりました
カードローンの支払いもあるし、このままでは3ヶ月経たずに破産しそう…
でも心の奥にやる気の炎🔥が大きくなりつつある
諦めなければ必ず勝てる日が来るはず❤️🔥
トルコリラ・・・・本日の下落で強制ロスカットされました😭
— 金@スワップ投資 (@x8kr9CMetG8846k) March 19, 2025
何がなんだか分からない状態でした。
改めて何が起こるか分からないと認識させられました。
性懲りもなく、残ったなけなしのお金で80ロット購入。これこ最後か・・。
トルコリラ、余裕でロスカットされた
— かおーん/濃いカル/かおりん㌧ (@Gfvy712YZExGoq8) March 19, 2025
明日からスワップ入らないのかぁ〜また新しいこと探そ pic.twitter.com/8OXLEK5xPC
たまに、こうやって僕たちの資金を平気で吹っ飛ばそうとしてくる通貨なんですよ。暴れて手が付けられない通貨から身を守るためには、低レバレッジでトルコリラを買うこと。
もうこれしかないです。最大でもレバレッジは3倍、出来れば2倍以下、理想は1倍ですね。

僕はサクソバンク証券で約1倍、LIGHT FX・みんなのFXで約2.3倍、GMOクリック証券では、約2.2倍で保有してます。
あとがき
トルコリラって、
スワップ狙いで投資するのは、スワップ益よりも為替差損の方が上回るからやめたほうがいい。
98円だったトルコリラが今は3円台。いくらスワップが高いからと言って、買うのは馬鹿げてる。
的なことを、よく言われてしまう通貨なんですけど、僕にとっては常にバーゲンセール状態で買えるので、

トルコリラってええやん♪
って思ってるんですよね。
なんたって、これから0円まで下がっても、最大下落幅は3.7円とかで済みますから。7円台・8円台のメキシコペソや南アフリカランドよりも、安心感が違うわけですよ。
さらに、少ない資金でたくさん買えるのに、スワップは多く貰えますからね。
もちろん、トルコがEUに加盟した時にトルコリラが消滅する可能性や、デノミネーション(通称:デノミ)を行えば、今持っているトルコリラは強制決済になり、含み損が確定してしまうリスクがありますよ。
インフレなどで金額の表示が大きくなり過ぎ、経済活動などで生じる不便解消ために、通貨の呼称単位の切り下げや変更を行うこと。
デノミされると、それ以前のトルコリラが取引できなくなるため、今保有してるポジションを強制決済されてしまう可能性がある。
でも、トルコがEUに加盟するなんて絶望的ですし、デノミに関しても、今の状況じゃ起きる可能性は、ほぼないです。
トルコは2005年に1度デノミをしてるんですけど、デノミ前のパン1個の値段が10万リラとかになっていたみたいなんですよ。
そんな状況だったため、給与・商品価格・会計処理がすべて「兆単位」になる寸前まで達していたらしいんです。
しかもデノミ前のドルリラの為替レートなんて、1USD=1,500,000~1,800,000 TRLだったみたいですからね。
いよいよ単位がヤバくなってきたので、トルコ政府が

計算が大変になってきたので、単位を変更しまーす。
ってことで、デノミを決行。
そして今は、パンの値段は1個23リラ、ドルリラの為替レートは1USD=39.1TRLくらいになってます。

おいおい、デノミされるまであと何十年かかるんよ?いや、100年以上か?
って話ですよ。
これが"デノミされる可能性は、ほぼない"と言える理由です。
そりゃあトルコが戦争をおっぱじめたりしたら、状況は一変すると思いますよ。でもそんなこと考え始めたら、明日僕の心臓が動いてる保障もないですからね。完全にリスクを排除するなんて、僕にはムリです。
なもんで、

トルコが危機的状況になる前に、スワップで元本を回収しちゃおうぜ!
ってことです。んで、元本回収後は、もれなく引き出し制限付きの無料ATMが完成します。
僕だったら、月80万まで自由に引き出せる自分専用のATMって感じですね。もちろん、ATMの機嫌(その月のスワップ)次第で、引き出せる額が変わる面白いキカイです。
冒頭でも書いた通り、僕の税引き後の元本回収率は、5月末時点で46.9%です。年末までには約70%、遅くとも来年の12月までには100%になっている予定です。
もちろん、1日39円とかのスワップが続いた場合ですよ。これから減る可能性も普通にあります。でも、トルコリラが消滅する可能性は低いですし、僕は永久ホールドする予定なので、いずれ回収できるでしょう。
なんだか最後、スゲー雑にまとめましたけど、まああれです。

早めに無料ATM作って人生をもっと楽しもうぜ!
ってことです。
だいぶ熱く語り過ぎたので、そろそろ店じまいにしたいと思います。
あっそうそう。あの動画見て、

クゥー感動したぜ!おれもあんな男になったるでー!
と思ったら、ぜひお便り待ってます。
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